なんでも屋の人にキリスト教の分裂に関する話をしたら盛り上がった

キリスト教は、ただ一人の神様しか信じてはならない『一神教』。
なんでも屋』の『なんでも』という理念とは、相容れない何かがあるのではないでしょうか。
とは申せ、キリスト教の歴史を辿って行くと、母胎ともいうべき宗教は、
どうやら多神教らしい…と気付くはずです。
『分裂』というより、そもそも最初から、幾通りかに変化してゆく要素を持っていたと考えられます。
大抵の日本人が抱いている『敬虔なクリスチャン』のイメージは、
主に厳格なカトリック信者と思われますので、『絶対的な一神教』というイメージも、
その辺りから来ているのでしょう。

最近知って驚いたのが、『クリスマスツリーのモミの木は、厳密にはキリスト教由来のものではない』
ということです。
イエスが生まれた地域では、そもそも針葉樹モミの木は無く、
あれは『北欧の門松的なもの』が後世のクリスマス行事に、
徐々に馴染んで行ったものなのだそうです。
また、クリスチャン校では、ハロウィンは『悪魔の行事』として禁じられています。
けれど子どもたちにとっては、欠かせない楽しいお祭り…。
学校の外では大丈夫ということで、こっそり参加しているようです。